こころの病気と診断されたら Vol.2
こんにちは!!
さっそくですが、こころの病気(うつ、身体症状症)と診断された僕が実践し有効だった治療法について書いていきたいと思います。
前回の記事では(1)投薬、(2)食生活の改善について書きました。
けっこう改善してきましたが、さらなる回復のため、以下の方法も取り入れていきました。
【治療法】
(3)悪い習慣(考え方や行動)の修正
認知行動療法と呼ばれるものだと思いますが、私の通院している病院では行ってもらえなかったので、自分で調べて出来ることを実践してみました。
① 気持ちの切り替え
ついつい陥ってしまうネガティブ思考を抑えるため、気持ちの切り替えのトレーニングを実施しました。
実践内容は定期的にネガティブ思考に陥っていないか確認するようにし、陥っていた場合は次のステップで気持ちを切り替えるようにしました。
<切り替えステップ>
・気づく(ネガティブ思考になっていることに気づく)
・止める(ネガティブ思考を停止する)
・切り替える(別なことに意識が向くようにする)
<結果>
最初はけっこう難しかったです。
正直ネガティブ思考に陥っている時、陥っていることに気づくことはけっこう難しいです。
ですが、何度も繰り返しているうちにだんだん出来るようになり、うつ症状に陥る頻度を減らすことに繋がっていると感じます!!
気づく上で僕は「ネガティブ思考になっていないか!?」というメモ書きを作り定期的(1~2時間に1回くらい)に見るようにしました。
次にネガティブ思考を止めるというのも難しいのですが、これについては「目の前のことに集中する」を意識するようにしました。
仕事でも家事でも散歩でもなんでもいいので今やっていることに全力を出すようにしました。
ポイントは体を動かす系の方が考えない方にもっていきやすいので有効です。
何もしていなかったら無理にでも家事をするなどして、何かに取り組むと良いです!!
最後に切り替えるですが、これを考えるの「前向きになる、楽しくなる」というものを用意しておくようにしました。
僕の場合はドラマが好きなので「あのドラマ次の展開はどうなるんだろう」や出かけることが好きなので「休日どこに出かけて何をしようか」や最近ウクレレを始めたので「次何の曲を練習しようか」などを考えるようにしました!!
② 習慣・考え方を変える
最近ようやく自分がネガティブであることに気づき、その根源である悪い習慣・考え方を変えるようにしました。
主な実践内容は次のとおりです。
<実践内容>
・結果に対し、0点か100点かで判断しない。
・自分が出来たことやれたことを褒める。
※こころの中だけれでなく誰も居ないところ限定で声に出して「自分はよくやった、よくやった」と連呼します(笑)
・「失敗はない、ただ経験があるだけ」と考える。
・後悔を捨て、未来を良くするためだけにエネルギーを使うようにする。
・辛い時は辛いと声に出すようにする。
③ こころとからだの緊張をほぐす
緊張時、最初からリラックスしようとしてもなかなかリラックスできないので、次のステップでほぐすようにしました。
<ステップ>
・筋肉(腹筋等)に力を入れる。
・力を抜いて、力が抜けるのをからだで感じる。
・からだに併せてこころの緊張がとれる。
だんだん長くなってきましたので、Vol.2については以上とさせていただきます。
こころの病気と診断されたら
こんにちは!!
さっそくですが、もしあなたがこころの病気と診断された際に参考になればと思い、僕が実際に行った治療法、効果等を書いていきたいと思います。
【発症の背景と原因】
僕は30歳ではじめて「こころの病気」との診断を受けました。
※正式な診断名は「身体症状症(身体表現性障害)」というものでした。
こころの病は自分には関係の無い病気だと思っていたのでとてもショックでした。
原因は主に職場環境の変化と長時間残業です。
最初は不眠や仕事中の緊張状態(何もしていないのに心臓がドキドキしてる)、腹痛があるだけでしたので、精神科に通院しながら仕事を行っていましたが、だんだん吐き気やめまい、最終的に過呼吸を伴ったパニック状態になり休職することになってしまいました。
※ここで驚いたことは、精神科に予約が取れないということ。
それだけ多くの人がこころの病にかかっている現状があるということですね。
【治療法】
(1)まず最初に行ったのは投薬です。
僕が処方されたものは次のとおりです。
<処方薬>
・フルニトラゼパム1㎎(睡眠持続剤)
※副作用の関係でおすすめしないお医者さんが多いらしいです。
・チキジウム臭化物カプセル10㎎(消化管のけいれん抑制)
<結果>
・眠れるようになった。
・不安感が若干取り除かれるようになった。
・腹痛が収まった。
以上のような結果になりましたが、投薬を開始して1ヶ月以上たっても、定期的に不安感や腹痛、息苦しさが襲ってくる状態が続き、不安感の頻度や程度が減らないことから次の治療法も開始しました。
(2)食生活の改善
定期的な不安感が続く中出会った本が、「うつ消しごはん(藤川徳美著)」です。
主に食生活を改善するというもので、当初は効果無さそうだな-と思いつつ手にとってみましたが、文章から先生の熱量が伝わってきて、読了後にはそく実践してみようと思いました。
詳細については、実際に本を読んでいただきたいのですが、要約すると食生活において、糖質を制限し、タンパク質とビタミン(女性の場合は鉄も)を多く摂るというものです。
僕はご飯やパスタが大好きで食生活は炭水化物中心でした。
また、甘い物が大好きなので仕事中もよくお菓子(グミや飴やチョコなど)を食べていました。
<糖質摂取がダメな理由>
①糖質を摂取すると血糖値が上がる。
②上昇を抑えようとインスリンが分泌される。
③血糖値が下がり低血糖になる。
④再び血糖を上げるホルモン(アドレナリン、コルチゾールなど)が分泌される。
※このホルモン合成にはビタミンB群やミネラルが使われる。
⑤ビタミンB群やミネラルが不足し、ノルアドレナリンやドーパミンなどの神経伝達物質の合成が滞る。
⑥神経伝達物質が不足するとうつ症状になる。
<タンパク質やビタミンが必要な理由>
タンパク質やビタミンが神経伝達物質の原料や合成に必要なものだから。
<実践内容>
以上のことから、次のような食事内容にしました。
朝:プロテイン20g、+ビタミン剤+魚や肉、野菜などのおかず+少量の炭水化物
昼:通常どおり
夜:プロテイン20g、+ビタミン剤+魚や肉、野菜などのおかずのみ
開始して1ヶ月くらい経ちましたが、これは非常に効果がありました!!
<結果>
・不安感を感じる頻度、程度が減った。
※100%から30%くらいまで落ちてしまっていたこころのメーターが50%以下にならなくなりました。
・落ちてしまっても数時間から半日で回復するようになった。
・薬の副作用である眠気やもうろう状態が大分抑えられるようになった。
・何かに挑戦してみようというやる気が出てきた。
これは自分としては大変な成長で大変驚いています!!
おかげでブログに挑戦してみようと思うようになりましたし、同じように苦しんでいる方にもぜひ実践してもらいたいと思っています。
現在、行っている治療は他にもありますので、随時更新していきます!!
再起!!
はじめまして、こんにちは!!
ほぺた丸と申します。
【自己紹介】
・30歳、男性、会社員。
・趣味は読書、映画・ドラマ鑑賞、スポーツ観戦。
・性格はおそらくネガティブ。
・身体表現性障害と診断され、現在も通院、治療中。
・半年近く休職していましたが、だんだん回復してきたので復職。
はじめてブログに挑戦します!!
【なぜブログを始めるのか】
自己紹介にも書きましたが、身体表現性障害(自立神経失調症のようなものらしいです。)と診断され、自分にとっては初めて人生のどん底というものを味わいました。
病気になったことはマイナスなことだと思っていました。
しかし、だんだん回復していく中で自分が変わる上でこの病気は必要な過程だったと思えるようになりました。
そこで
①こう思えるようになったきっかけや自分にとって有効だった治療法を紹介する。
②自分の考えを整理する。
③新しいことへの挑戦という名の治療を行う。
以上の意味を込めてブログを発信していきたいと考えています。
【方向性と目標】
タイトルにある通り自身の再起をかけて治療のことやまったく関係の無いことも吐き出していきたいと考えています。
そして次のことを達成していきたいと考えています。
・物事をポジティブに捉えられるようになる。
・多くの人と繋がる。
・自分で出来ないと決めつけないで様々なことに挑戦していける人間になる。
以上な感じでやっていきますので、暖かく見守っていただければと思います。
よろしくお願いいたします。